よくあるご質問

ウッドデッキに関するQ&A

 ウッドデッキに最適なハードウッドの材質は何でしょうか?
 まずお客様がどの程度の耐久性を求められますか?

 20年以上ですが。メンテナンスはしたくないです。
 ハードウッド、イペ、ウリン、マサランなど比重が1以上のものは腐食しませんので
2,30年は大丈夫です。また、他にもセランガンバツやサイプレスなどもほぼ同等と思います。

 インターネットで調べるとウリンが最強と書かれてますが?
 ウリンはウッドデッキにはすばらしい材料ですが何を基準に最強?と位置付けるかです。
耐久性はイペやマサランも同等ですが。※マサラン=マサランデューバ

 耐久性が同等ならば、ささくれなど少ない材料がよいのですが?
後は、変色が起きない材料があれば。

 ささくれは一般的にハードウッドでは起きますし、とげがささる現象もおきます。
天然木材の場合、施工時に気をつけても、経年でささくれが起きるケースもあります。
また、変色が起きない天然木はありません。ほぼすべて2,3年で銀白色になります。

 イペ材はささくれが危険と新聞に載ったそうで心配です。
 その記事は知っておりますが、注意していただきたいのは、その公共工事が大規模で
施工は専門業者ではないことです。通常木材は柾目と板目と切断面の違いで大きく分けることができます。 専門的なことは省略しますが、柾目で乾燥が完璧な木材は暴れが少なく問題ありませんが、
板目の材料は木に表と裏があり通常は表をデッキ表面にします。
それは裏側を貼ると経年で年輪がめくれる逆目がおきるためでささくれトゲの原因になります。。
専門業者の場合材料を見て板目の場合表、裏を見て施工します。
又、残念な事に当時のイぺ材は工事が急な為乾燥も十分でなかった為含水率が高くあのような
イペに汚名を着せる結果になったと考えられます。

 イペ材は毒性と書かれてますが?
 漆などと同じアレルギーを起こすことはあります。
それはただ職人がイペ材を大量に加工した時、イペ材の削り粉を吸ったりすると起きる現象でウッドデッキで使用時におきることは100%ありません。 イペ材はハードウッドのデッキ材として世界的にスタンダードの木材です。 木目はウリンなどより鮮明で美しく板ごとに微妙に違う色調も、極端な黒い材まであり、 そのばらつきがむしろデッキ通の方にはたまらない魅力です。 しかし残念ながらイペは10年ほど前から乱獲され、現在では当時の2倍まで価格が上がりました。 また、イペより他の材を売りたい業者様の上記内容の喧伝により人気そのものも下火になった感があります。 ただイペファンにとってそれはそれでむしろ歓迎すべきことで、以前のように大規模な公共工事で使われることもなくなり、これから違いの判るお客様にお勧めしていければと考えております。

 何を基準に木材を選べば良いのでしょうか?
 2年後のウリン材とセランガンバツ材の区別は専門の職人でも区別は容易につきません。
お客様が業者に問い合わせすると、業者さんは自社で取り扱う材料を最強といいます。
中立的な立場の業者はいないので情報は目で見る必要があると考えられます。

 それではどこで見る事ができるのでしょうか?
 ハードウッドの場合、イペ材は海ほたるや新宿の高島屋のボードウォークなど問題の起きたイペは横浜新桟橋 江ノ島水族館など。セランガンバツ材はお台場のデックスという商業施設でご覧になれます。 デックスのセランガンバツ材は一部張替えがされてますので耐久性も伺いしれます。
人工木材に関しましては、まだ4,5年で、タイプも色々あります。
最近の商業施設ではららぽーとなどでも使われてますが、見た目がプラスチックの人工です。
ウリン材が公共工事や商業施設で使われない理由は複雑です。
ウリンを使う大手ハウスメーカー、ゼネコンやホームセンターも皆無です。
ウリンは現実として盗伐の問題や、オラウータンの保護の問題などNGO団体から自粛要請もあり大手建設関係やホームセンターでは敬遠されるようです。
弊社は材料を販売する営業形態ではありません。ウリン自体すばらしいデッキ材と考えておりますので
各輸出国の方針に従うのみです。過去に乱獲により天然チーク材は現在市場にはなくなりました。
ウリンやイペもそのような結果だけは避けたいものです。
お客様に諸事情を正確に伝える事を前提にご希望に応じて使用するようにしております。

 ハードウッドのリブ加工したものはささくれがないのですか?
 確かに、施工時においてのささくれは少ないと考えられますが、経年でのささくれは疑問です。
実際に古くなったリブ面の断面を見ると割れが起きています.
そもそもそのデッキ材が柾目なのか、板目なのか?リブが木表なのか木裏なのかで
経年での形状変化が違う為、客観的な判断は専門業者でも判断できません。
まして板目の木裏にリブ加工されている場合リブは木材の割れを招く原因にもなります。
リブ面にメリットがあるとすれば、割れがリブ溝で隠れる可能性だけです。
リブ加工も板目であれば木表だけにする場合はかなりの確立でささくれが防げますが、
そのような細かい配慮は生産加工をする現地では不可能なのです。
天然木材の場合の特性は1枚1枚が不確実と考えられます。リブであれば素足を推奨できるなら、
メーカー保証も可能なはずです。

 ハードウッドのリブ加工の材料のメリットはなんでしょうか?
 公共工事などではすべり止めとして使われますが、一般家庭のウッドデッキでは不明です。
リブ面は木材本来の木目などの質感がありません。
天然木材の魅力のひとつが美しい木目ですがリブ面には無機質の人工の筋しかありません。
個人的感想としてはウリンに関しましては他のハードウッドと比べ、もともとささくれが少ないように思います。 それでもささくれが気になるお客様にはサンダルをお勧めします。
ウッドデッキを数年お使いのお客様は通常はサンダルを使うのは常識です。
それは、ささくれがあるからとか、デッキが熱くなるからとかの理由では残念ながらありません。
デッキをお使いのお客様ならわかりますが、デッキ表面はかなりチリやホコリ、水アカなどで 汚れてしまいます。素足ですと足の裏がかなり汚れるからです。
弊社では商業施設やデザイン的にご希望があった場合はハードウッドでもリブ面を使います。
コンクリート打ちっぱなしの住宅などには無機質なリブ加工もデザインとして使うこともあります。

 それでは耐久性が良く、ささくれも、変色もほとんど起きない木材はなんですか?
 残念ですが天然木材ではありません。最近の人工木材ならほぼ条件にあいます。

 しかし人工木材も腐ると聞きましたし、真夏は熱くて外に出れないそうです。
 ネット上には個人の憶測か、あるいは故意なのか確証のない情報は多いです。
木材が腐ると言う現象は、木材を腐らせる腐朽菌の繁殖が原因になります。
腐朽菌の繁殖には適度の温度と水分、含水率、栄養分が必要になります。
含水率の部分で人工木材はもともと木が含まれるとは言え、それは木の繊維を細かくした木粉です。
空気も水分もありません。
木が腐食する条件は人工木材にはあてはまりません。
ハードウッドが腐りくい理由は含水率の低さなど挙げられますが同じことが人工木材にも言えます。
人工木の欠点は炎天下では熱をもつことです。但し、ウリンなどのハードウッドも炎天下では熱を持ち
裸足では外に出れないほどです。そもそも真夏の炎天下にデッキに出る方もいないのでは?
人工木材は日本よりむしろ環境意識の高いヨーロッパで多く使われ始めております。
炎天下の高熱の問題があるにもかかわらずプールサイドでも使用されております。
人工木材が注目される理由の第一位は地球環境への配慮です。
製造工程でCO2の排出があるものの、やはり熱帯雨林の保護は世界的な常識です。
成長した木材のみ伐採すれば問題ないとしても現実的に世界的な異常気象が起こる昨今ではいずれCOP15でブラジル政府が表明したように全面的に熱帯雨林の保護、輸出の禁止は目前といえます。
又、人工木はプラスチック、木粉ともリサイクルできることが重要です。
これからの流れは人工木材とまだ需要を満たすレベルと思われませんが植林チークなどになりそうです。

 人工木材は工業製品のため均一で質感に乏しいようですが?
 その通りです。質感を出す方法もあります。

 木材の決め手は何でしょうか?
 木材は昔と違い、ほとんどの専門業者が高耐久木材を提供するはずです。
腐食の心配もほとんどなく、ささくれなどは一般のご家庭のサイズのデッキであれば管理も容易です。
材料がウリンなのかセランガンバツなのかで施工後10年におけるお客様の満足度は変わりないと思います。
問題はそのウッドデッキが最強なのではなく最愛のウッドデッキにすることだと思います。
弊社は材料を何にするかよりお客様がどのようにウッドデッキを利用するのか?どのようなデザインなら
末永くそのデッキに愛着を持って使っていただけるかにフォーカスしご提案するようにしております。

 ウッドデッキ材は厚みが3cmを使うと重厚感もあり良いのですか?
 デッキ床面で重厚感は関係ありません。見た目は平面ですので重厚感は想像でしかありません。 柱や梁などは立体的に見えますので材料の太さが重厚感につながると思います。
ハードウッドの場合もともと柱材、梁材も一般的な認識より細めです。
通常のヒノキや杉などの針葉樹は軽く、空気がかなり含まれております。その為よく言う木のぬくもりがあります。 その為針葉樹を構造材に使うと強度は太さになります。
しかしハードウッドはもともと冷たい鋼鉄のような木材で鋼のような強さがあるのです。
ハードウッドのデッキ材は2cm、3cmなどありますが、3cm厚は1日に何万人も歩行するボードウォークなどの公共施設で使うのが普通です。2cmでも冷たい鋼のようなハードウッドでは十分過重に耐えるのです。

 では3cm厚のデッキ材と2cm厚のデッキ材ではなにが違うのですか?
 たわみ強度の違いはあります。ただし、それも根太のピッチが同じ場合の比較です。
3cm厚の場合 80cmぐらいまでが根太ピッチですが、デッキのたわみは2cm厚 根太ピッチ50cmとほぼ同じです。ハードウッドの場合板の幅は105mmと120mmがありますがそれはお客様の好みの問題です。 重要なことは根太のピッチです。 

 ウッドデッキの施工方法も、木造の伝統工法が良いのですか?
 腐ったウッドデッキの一例で木造軸組み工法で作られたデッキの継ぎ手やホゾ組部から腐食し始めるパターンがあります。
もちろん当時は材料も米ツガなどで、大工さんが一生懸命技を使った力作のデッキでした。
工法が災いしデッキの寿命を縮めた結果になったようです。
昨今は伝統工法の継ぎ手ができる大工さんが少なくなり、貴重な存在であることは間違いないですが、
伝統工法は屋根の下で日本の気候風土日本の木材を使い家を作る為の工法です。
古くは1000年以上も前の寺社仏閣が今でも健在なのは驚くべき大工の技術と木材の性質や日本の気候風土を計算しつくした最高の建築と思います。
しかしウッドデッキは常に雨ざらしの環境で構造部は腐食の原因になる条件が揃いがちです。
仮に比重が1以上の条件(イペやマサランデューバ)でハードウッドで木造軸組み工法でデッキを作った場合水をほとんど吸収しない為腐食の原因はほぼありません。但し、問題はハードウッドは経年で痩せてしまします。
痩せは大きなもので、数ミリになります。ハードウッドのデッキをお持ちのお客様はお気付きかと思いますが、デッキのスリットも広がります。
ハードウッドは専門業者であれば承知の事実として経年で数ミリ痩せてしまいます。
当然継ぎ手やホゾ組み部も痩せを想定し施工する必要があります。
施工方法はこだわりもあるので批判はしませんが、専門でデッキを作る業者様は常識としていることです。
弊社大工は宮大工で修行した者もおりますが、決して伝統工法でデッキを作ることはありません。
ホゾを抜くのが手間だからやらないと言う訳ではありません。事実イペなどを使い始めた8年前は大引きはホゾ組みしておりましたが、それは不適切なのでやめました。
ハードウッド、イペウリンなどの構造材の接合は8年以上前からステンレスボルトが公共工事の設計においても常識といえます。
最近でも新築駐車場デッキでそれも総ヒノキで木造軸組みのすばらしい高級デッキを施工されている物件を見る機会がありましたが、5、6年で仕口から腐り始めるのはもしかして大工さんも承知なのではと疑いました。
仮にハードウッドでも比重が0.7ぐらいですと仕口は水を吸収しいずれ腐朽菌の温床になります。
腐り始めたホゾ組は地震が来れば一瞬で折れてしまいます。
在来工法の技術の継承は絶対不可欠で、有名な宮大工さんも進んで若い弟子を取っております。
ぜひその技術で立派な日本家屋を建てていただきたいです。
現実的に効率重視でプレカットの建売住宅がメインの時代で大工さんが技量を発揮できる仕事がなくなったことは残念なことです。
しかし職人は腕を誇示する為に仕事をするべきではないし、実質的は妥当性を考えるのがプロといえます。

 梁や大引きの太さは太いものが良いのでしょうか?
 構造材のサイズはハードウッドの強度を知っている業者さんほど不要に太い材料は使わないはずです。ハードウッドは堅く、腐食に強い材料ですが、重量も1m3=約1トンもあります。
構造部の重量は特に、ハイデッキの場合上部の重量を重くし頭の重いいびつな構造になります。
重いデッキを支えるため重厚な作りにするため余分な柱などの構造が必要になります。
また重量によってはデッキを支える為と地盤の沈下を防ぐ為、基礎は家と同じ布基礎か鉄骨と同等のベース基礎が必要考えます。
しかし、駐車場などの場合布基礎をまわすと建築物として建ぺい率に含まれます。
材料を太くするメリットは材料販売業者さんにメリットがありますが、それはご家族やご友人とパーティーをするぐらいの想定でデッキを作る方にとって何のメリットがあるのでしょうか?
施工中心の業者さんは無駄に材料を使うより手間のかかる仕事でお客様の満足を得るはずです。

 施工方法や材料の太さが業者さんで違うので迷いますが?
 業者により考え方が変わって当然です。
職人もデッキ専門もいれば、木造から流れてきた人もいて技術的にこだわりが違います。
それぞれ自信もあり自社が一番であると宣伝してます。
お客様は何を信じていいのか混乱されます。。
自信も実績もある業者は多くは語らないはずです。
あとは責任の所在がはっきりしない場合は注意は必要です。施工は下請けに丸投げで問題が起きた時には下請けの職人がいなくなり誰も責任を取らないというケースもあるようです。

 多少DIYの経験があるのでハードウッドのデッキも挑戦したいのですが?
 まずDIYといってもそれぞれレベルが違うので一概に可とも不可ともいえません。
お客様が建築関係の仕事をしている場合もあれば、本当に日曜大工の方もいますので。
但し、DIYと専門の線引きとして、ノミを使うかどうか、丸ノコをどの程度使うかどうかです。
弊社職人などは丸ノコを使いさまざまな加工をしますが、それはDIYの方にはとても危険なのでお勧めはできません。複雑な加工が必要なければDIYも可といえます。
問題はやはり電動工具でも丸ノコの使い方を間違うと大変な事故につながります。
なれた職人でノコがはしりも足を切る、指をきるなどあります。
後はDIYで気をつけることは切断時にハードウッドが弾いた破片で近くの人が怪我をすることもあります。
誰か家族に手伝ってもらう場合は注意が必要です。


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