ひと昔前に施工してもらい、防腐剤・防虫剤入りの塗装を施してメンテナンスをしてきたウッドデッキでしたが、目に見えて床板も腐ってきて乗ることも厳しくなってきたとの事で、ご依頼をいただきました。

家から1.6メートルほどまでは通常の庭なのですが、その先は3メートルを超える高さの擁壁部分。万が一にも落ちてしまっては大ケガにつながります。解体時確認をすると、前柱12本のうち半分が1/3が腐っていて、骨組みとの支えとしては打ち込まれたビスのみでとどまっているといった状況でした。

デッキは全長で10メートルを超える大きさなので非常に大きく使い慣れた大きさを再現するように努めました。半分がハイデッキということもあり、構造材には耐久性に定評のあるウリン材を使用し、床材やフェンスには人工木を使用するハイブリッド仕様としています。今まであったデッキ色に近いこともあり、落ち着きのあるブラウンを選択されています。

今まであったウッドデッキフェンス、家を囲むフェンスともにラティスということもあり、今回はデザイン変更なしの方向で進行しました。最近ではホームセンターなどでも普通に扱っているカタチということもあり「平凡すぎる」という理由から需要は減っていますが、根強い人気があるフェンスデザインです。

ここのデッキでのポイントは、3メートル超の擁壁下へ降りるための階段です。床下に行けるように床板を蓋化して、階段も当然作り直しています。はしご式だった旧階段を昇降しやすいように少し角度を変えるなどの処理をしています。デッキ下の日の当たりづらい箇所でも定評あるウリンなら長い期間安心して使っていただけることでしょう。