エリア分けされたガーデンデッキ

白い砂利が敷かれたエリアと家庭菜園などが悠々とできる土エリアがあるキレイに仕切られた広いお庭でしたが、家庭菜園や花壇などの構想段階で手付かずになってしまいました。しかも雨が降ったらドロドロになってしまい、余計に手間がかかる事の改善を含めウッドデッキへとなりました。
ステップなどが必要ないほど砂利エリアも含め、庭が平坦を望まれました。通常の構造材の組み方では、デッキ床高が高くなるのと、掘り下げ作業をして、残土廃棄など余計なコストが掛かってしまうため、骨組みを枠組みにしてできるだけ低く設定するなど希望に近づけるように努めました。枠組み工法は力を枠同士で分散させるので非常に強固なものになります。それでも材料の厚み分上がってしまうことと材料費が多少あがってしまいます。
床板は人工木材（アールウッド）を使用しています。お子さんの遊ぶエリアとして考えると、ささくれでケガをさせたくないものです。その気持ちを反映した材料選択でした。見た目も人工木独特のプラスチックのような質感ではないのでお勧めです。
フェンスは、既存のメッシュフェンスの味気無さをフェンス オン フェンスにすることで縦横の重なりがデザイン性を高め、内側からの見た印象も変わります。ちなみに、前の通りから「少しだけ見えづらく」「風通しなどを考え、つめない」とご希望で、隙間は46ミリとなっています。