ワンちゃんも安心。ささくれと段差のないデッキ

戸建てベランダのイメージチェンジにとウッドデッキを考えていた施主様からご依頼いただきました。
普段使いやワンちゃんも「ささくれ」などでケガすることの心配がない、そして、部屋からの導線上なるべく段差の出ない状況を望まれていた施主様でしたが、見た目、価格等々を含め、人工木の「ベージュ」と「ブラウン」でご検討されました。
室内フローリングの色がアイボリー系の白っぽい床でしたので、水性塗料で塗装して近づけることもご提案のうちでしたが、水性塗料の経年劣化や傷つきなどによる再塗装などの事も考え、「ベージュ、無塗装」をご選択いただきました。
「ベージュ」は、膨張色ということもあり出幅実寸1.8メートルでも、寸法以上に見えるようになりました。板方向をフローリングと合わせることで、部屋からの見た目が錯覚によって伸びたように見えるからです。角度を変えてみても奥行き5.3メートルも床板遠近法によりもっと長く見えます。
徐々に価格が高騰し続けている天然木（ハードウッド）に比べると、ご予算内に収まることの多い人工木も候補にいかがでしょうか。