日差しが差し込む明るい庭に

隣家との目隠し用途で新築時から生える樹木が成長しすぎてしまい、日差しを遮っていました。それと東京都の密接住宅事情も相まって、薄暗いイメージになってしまっているお庭でした。
そのお庭のリニューアルに際しては、「有効範囲を増やしたい」「土で汚れるのを何とかしたい」「一部目隠しも欲しい」と希望も揃っていたこともありサイズや形が決まるまで、時間が掛かりませんでした。
サイズとしては、1.8×7メートル弱と大きく使えるお庭でしたので、植栽を伐採し、遮られた日差しが入るようになっただけでも、広さと明るさを感じます。今回の人工木材（アールウッド）のベージュ色はフローリングに近い色味ということもありますが、庭の明るさを取りたい箇所では、より効果を発揮しています。
奥側のフェンスは、隣家の玄関先に当たるため、「お互いの気遣いの軽減」のために設置しました。また、密接住宅地においては、防犯上の地域の目も必要であることも考慮して、目隠しとしては隙間を広めに設定しています。
「床下収納蓋」部分も床とフラットにしているので違和感を感じません。