高基礎住宅には必需品です

基礎の戸建て物件で、サッシ下までで2メートルほどある庭側への施工例となります。傾斜地や崖・法面などと同様に、住宅立地事情の都合でご要望の多い案件です。土地などの有効活用に、ウッドデッキを作るという選択肢は最適です。
今回の材料は、海に近い土地柄を考慮し、雨や強風にも負けないよう柱などの構造材も含めて耐久性のある総ウリン材です。柱が長い構造のため揺れも当然想定されます。筋交いなどの振れ止めを設定し強度アップをしています。また、すべての床板材、構造の各点に使われるビス留めにより補強の役目を果たします。しっかりとした作りとなるように計算しています。
今回のフェンスのデザインは、弊社で人気の高い「横貼り+水平ルーバーフェンス」に決定しました。シンプルな横貼りでも柱の上まで全部を横貼りにしたくない、ちょっと変化が欲しい、圧迫感を減らしたいなど、色々な要望にも応えられる要素を持っています。見た目もアクセントになっています。
ご希望の外階段がとても目立ちますが、幅は90センチ以下と狭めです。手摺りの側面にもお子さんの落下防止用の板を貼っています。
ウリン材は、床板も含め銀白色に経年変色していきますが、この特徴も含め楽しんでいただけると思います。