斜面でも安心な開放感抜群なウッドデッキの完成です。

２０２１年１０月東京都練馬区で施工したウッドデッキのご紹介です。ウッドデッキは通常家に固定して施工することでより安定度をますものですがハウスメーカーによっては固定は絶対不可のケースも多くあります。こちらの施工事例も家に固定できないため完全自立型のウッドデッキを施工する事になりました。傾斜のある庭で家に固定できないので施主様は経験の豊富な専門施工業者を探しておりました。それでも適当な業者が見つからずハウスメーカーの紹介で施工にいたりました。

斜面で自立構造を作る場合弊社ではアンカーボルト工法で地中深くまでアンカーボルトを数十本入れることでデッキの基礎を補強し通常の揺れや耐震強度も上げております。ウッドデッキは家と違い形状が細長くなることもあり安定しないケースがありますが今回のような斜面はデッキ単独で安定させることが大変難しい工事になります。例えば斜面にかなり大がかりな基礎工事をする事でも問題は解決しますがそれなりに費用も高額になります。そこで弊社では独自の施工方法でコスト面と安心面が両立した工事が可能となりました。

今回の施工の大きな特徴はデッキ正面に厚さ１０ｍｍの透明なポリカーボネートの板を貼り開放感のあるデザインにしたことです。ポリカ―ボネートは素材としてはかなり高額ですが耐久性や強度は最強です。それ以外の目隠しフェンスは弊社オリジナルのアールウッドの白系アビスを使用しました。あえて明るめのフェンスにすることで部屋の中からみた印象も明るくなります。そしてデッキの色はよりナチュラルな質感のアールウッドのチークを使っております。今回は施主様の強いご要望もありこのデザインが採用されました。そして構造部は勿論最強のウリン材を使用してますので新築のお住まいに相応しい耐久年数がございます。

弊社は創業当初よりイぺ、ウリンなどハードウッドのウッドデッキを施工してきましたが約１２年前から人工木材にもシフトして現在でも最先端の人工木を使用してます。このところ良くお客様より御社の売りは人工木ですか？の質問も多いのですが、人工木もハードウッドもそれぞれ長所と短所はあります。弊社はその長所をなるべく生かしたご提案を心がけております。