ウリン材デッキなのにキラキラビスがないノンビス工法とは？

２０２３年２月杉並区の施工例をご紹介します。以前から弊社ではハードウッド特にウリン材のデッキを推奨しておりました。ウッドデッキと言えば天然木、天然木と言えばハードウッド、ハードウッドと言えばウリン。ウッドデッキの施工をご検討のお客様は一度は必ず耳にする名前ではないでしょうか？

もともとウッドデッキは天然木材を使うのが当たり前でしたが、ここ１０年で勢力図が様変わりしまして現在では天然木材は敬遠されて樹脂木を初めから選ばれるお客様ほとんどになりました。その理由はまずハードウッドは価格が高い事、そして経年変化で見た目が古木化すること。ほかには施工方法がデッキの表面にビスで固定する為にきらきら光る金属のビスラインが見た目美しくない！と言われる事が大変多いのです。確かに人工木の場合特に弊社のアールウッドはビスラインのないまるでフローリングのようなウッドデッキになります。この見た目の大きな差が人工木を選択される大きな理由になっております。

実は一定数は必ずいるのが天然木派の方々です。日本人は木が好きです。例えいろいろ欠点があっても天然木材のデッキが良いでしょ・・・そのようなお客様にウッドデッキ専門店としては当然他社にできない施工で答えていきたい！だから一つの欠点であるビスをなくしました。もちろん施工上の理由ですべてビスがないかというとそうではなく９割近くないと言うのが正解ですが、見た目はかなり変わりました。ある意味無垢のフローリングが外部の庭に出来上がるような感じです。ビスが表面にあるのとないのとでは明らかに見た目が違うのです。

レッドシダーと言えば今や１０年以内に腐る悪名高きウッドデッキ材で有名ですが、弊社はなぜレッドシダーなどのソフトウッドのデッキが腐り易いのか様々なデータから検証したところ一つの重要な原因が判明しました。それが正にこの＜表面ビス打ち＞なのです。つまりビスを固定する為のわずかな穴から雨水が侵入して抜けきらないため腐食が始まる。レッドシダーのデッキが腐食したお客様のリフォームの現場を検証すると腐食の場所の９割がビスの打ち込み部分なのです。つまりビスなし工法はソフトウッドの耐久性を著しく向上させる可能があります。まずは弊社の展示場で検証する予定です。ご興味のある方は是非ご連絡をお待ちいたしております。