台形隅までムダなく使えます

戸建ての駐車場後方にあるお庭で、広い間口で2メートルほどありますが、奥へ行くほど狭まり、最終地点は50センチと、通常では使い勝手が限られる台形スペースへの施工例です。
実は、こうしたお庭にこそウッドデッキは有効です。狭まるスペースに通常の長方形デッキを作成してしまうと空きスペースができてしまいます。しかし、ウッドデッキの床材を台形地に沿って敷くことで鉢植えを置いたり、折り畳みチェアを置けるようになります。
フェンスは、隣接する窓への目隠しも兼ねて高めに設定しています。その分、フェンスとフェンスの間の隙間を目隠しとしては広めに設定し、圧迫感や閉塞感、風の通りへの配慮をしました。
通常、仕切りフェンスがあるブロックにフェンス柱を止めたりしますが、今回は隣家の境界部ということで構造材に共締めをし振れ止めを入れるなどして、強固な処理をしています。
人工木材に濃い茶色で塗装を施し、より天然木の様な風合いを出して存在感を醸し出しています。